神奈川の兎

日常とサッカーと

J1第2節横浜FC対札幌 簡易レポ

f:id:ichthyostega2:20200711140411j:plain

斉藤光毅に浪漫を感じる

新型コロナウイルスで中断していたJ1リーグが7月4日に再開。
約4か月を挟んだ第2節では、横浜FCと北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

僕はサッカーはにわかレベルで好きなのだが、特定のクラブを応援したことがなく、せっかくなので神奈川県クラブを応援してみようと思う。といいつつも、この過密日程では追いかけるだけで大変。あくまでマイペースに観ていく。

横浜FCは13年ぶりのJ1復帰。FW三浦知良やMF松井大輔、MF中村俊輔など、ビッグネームのベテランが揃いつつ、昨季は生え抜きFW斉藤光毅や専修大卒の大卒ルーキーFW中山克広、仙台大に籍を置きながら特別指定選手としてプレーしたMF松尾佑介など、フレッシュな面々が大活躍。しかし今季もその気負いはなく、2月の開幕戦ではヴィッセル神戸から先制点を奪い、1-1で引き分けた。中断期間明けの第2節で札幌に挑んだ。

エレベータークラブの肩書きも今は昔。札幌は代表クラスの戦力も多数抱える北海の雄となった。日本代表FW鈴木武蔵やタイ代表MFチャナティップをシャドーに据え、トップはFWジェイ。中盤以降も走れて強い選手を擁し、ミシャサッカーを存分に展開していく。

f:id:ichthyostega2:20200711140354j:plain


試合は前半3分に動く。
札幌はジェイのポストプレーからチャナティップが左サイドを抜け、PA内にグラウンダーのクロスを供給。鈴木のシュートは一度は相手守備陣に阻まれるが、再度押し込んでゴールネットを揺らした。

しかし横浜FCも早い時間で取り返す。前半16分、佐藤の縦パスに反応した一美はボールをして守備陣の裏を突く。そのままPA内に走り込むと、名手・菅野を巧みな跨ぎフェイントでかわし、無人のゴールに流し込んだ。

ガンバ大阪から期限付き移籍で加入した一美はJ1初ゴール。G大阪U-23や京都サンガF.C.ではゴールを量産していたストライカーがようやくトップカテゴリーで結果を残した。

その後、前半は横浜FCのペースに。18歳斉藤が積極果敢に攻め立て、チャンスを量産。惜しくもゴールとはならなかったが、勢いをチームにもたらした。

しかしハーフタイムを挟むと、後半から札幌が立て直す。持ち味の素早いパス回しから前線の連係攻撃が横浜FCを襲っていく。

札幌は後半8分に勝ち越しに成功。中盤のチャナティップが針を通すようなスルーパスを送ると、鈴木が反応。持ち味のスピードを生かしてPA右に入り込み、そのまま右足シュートをゴールに突き刺した。

その後、横浜FCは追いかけるも得点を奪うことはできず。札幌がJ1残留クラブとしての意地を見せ、2-1で勝利を収めた。

昇格後初白星を飾れなかった横浜FC。J公式サイトによると、下平隆宏監督は「札幌戦ということでシステムを3バックに変えてトライしました」と明かす。「その中で初めてデビューする選手がいたり、久しぶりにJ1に出る選手がいた中で、チームとしてやろうとしていたことに関しては非常に狙いを持ってトライしてくれていたと思いますので、全体的にはポジティブに捉えています」と敗戦にも手応えを語った。

もちろん敗戦には変わりないので、自分たちの時間で点を奪えればもっと結果が違ったとも口にしている。中断期間で浸透した3バックと、元々の4バックを使い分けていくと今後の作戦をほのめかした。

ということで、横浜FCは13年ぶりの白星とはならず。ただ、斉藤光毅をはじめ、年齢関係なくアグレッシブなところは見せていたので、次節(結果は知っているけど)以降はさらなる活躍を見せてくれるだろう。佐藤謙介もプロ10年目にして初のJ1デビュー。松尾はベンチ外だけど、どうしたのかしら。

コッパ・イタリア準決勝第2戦ユーベvsミラン

f:id:ichthyostega2:20200613123652j:plain

新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していたイタリアサッカーが再開。6月12日、コッパ・イタリア準決勝第2戦が行われ、ユベントスはホームでミランと対戦し、0-0のドロー。第1戦が1-1だったため、ユベントスアウェーゴール差で2年ぶり19回目の決勝進出を決めた。

ユベントスは4-3-3。GKジャンルイジ・ブッフォンに、4バックはDFダニーロ、DFマタイス・デ・リフト、DFレオナルド・ボヌッチ、DFアレックス・サンドロ。アンカーにMFミラレム・ピャニッチインサイドハーフにMFブレズ・マトゥイディ、MFロドリゴ・ベンタンクール。3トップは右がFWパウロ・ディバラ、センターはFWクリスティアーノ・ロナウド、左はFWドウグラス・コスタ。

ミランは4-2-3-1。GKジャンルイジ・ドンナルンマ。4バックはDFアンドレア・コンティ、DFシモン・ケアー、DFアレッシオ・ロマニョーリ、DFダビデカラブリアボランチ2枚はMFフランク・ケシエとMFイスマイル・ベナセル。2列目は右がMFルーカス・パケタ、中央がMFジャコモ・ボナベントゥーラ、左がMFハカン・チャルハノール。トップはFWアンテ・レビッチ。

ユベントスは開始早々、A・サンドロが左サイドを華麗に突破。PA左からのマイナス方向への折り返しをD・コスタが左足シュートで合わせるが、惜しくもゴール右に逸れた。前半5分にはディバラがPA手前でFKを獲得。そのままキッカーになるも、左足シュートはわずかに外れた。

前半15分に試合が大きく動く。C・ロナウドとコンティがPA内で競り合うが、そのときにコンティの肘にボールが当たる。オルサート主審はオンフィールドレビューで確認した結果、ハンドを認めてユベントスにPKを与えた。

PKキッカーはC・ロナウド。鋭く振った右足シュートはゴール左ポストを直撃。エースは最大の決定機を逃してしまった。

しかし大きな動きはこれで終わらない。ミランは大きくボールをクリアすると、レビッチがボールに反応する。しかし前方にはボヌッチも控えており、レビッチは上げた足をカンフーキックが如く、ボヌッチに直撃させてしまった。オルサート主審はイエローカードを掲出するも、副審からの助言があったか、レッドカードに変更。ミランは攻撃の柱を失い、数的不利に陥ってしまった。

ミランはボナベントゥーラをトップに置いて、4-4-1のブロックからカウンターを狙う。一方、ユベントスは少し余裕ができ、ディバラがリンクマンとして自由に動いてボールを捌く。前半30分にはダニーロが右サイドを突破し、柔らかいクロスを上げると、PA中央のC・ロナウドがハイジャンプ。しかしそれはおとり。ファーサイドマトゥイディがフリーの状態でスライディングで合わせるが、ドンナルンマに阻まれた。前半は0-0で終了。ユベントスはシュート13本、ミランは1本だった。

後半に入っても均衡は崩れない。ユベントスは後半16分に交代カード3枚を切る。ピャニッチに代えてMFサミ・ケディラマトゥイディに代えてMFアドリアン・ラビオ、D・コスタに代えてFWフェデリコ・ベルナルデスキが投入された。

ミランも後半36分にケシエに代えてMFラデ・クルニッチ、パケタに代えてFWロレンツォ・コロンボを投入。18歳のコロンボはトップチームデビューとなった。

ユベントスは後半40分にダニーロに代えてFWファン・クアドラードを、ミランは同42分にカラブリアに代えてDFディエゴ・ラクサールを、コンティに代えてMFアレクシス・サレマーカーズを入れる。

小さなチャンスはあれど、大きな結果にはならず、そのまま試合終了。ユベントスは第1戦のアウェーゴールが生きて、決勝へと駒を進めた。決勝は17日。ユベントスは13日のインテルナポリの勝者と対戦する。

クラブ公式サイトにはボヌッチとマウリツィオ・サッリ監督のコメントが掲載されている。

ボヌッチは「重要なのは来週の決勝戦に駒を進めることだった」と安堵のコメント。「スタートは良かったけど、その後テンポを失って間延びしてしまった。ミランも良い試合をしたし、10人対11人でも崩れることがなかった」と試合を振り返る。C・ロナウドのPK失敗には「不運だったけど彼は全ての状況で重要な選手。今後は偉大なユーベと偉大なロナウドが見られるだろう」とエールを送っている。

サッリ監督は「ここ数か月の後で、ベンチに戻ってフィールドの選手たちを見られるのは素晴らしい気分だ。ファンがいないのは寂しいけどね。誰にとっても簡単な状況ではなかった」と再開を喜ぶ。試合は「圧倒的に支配できた最初の30分には大いに満足している」と振り返り、「その後リズムとメンタル面のインテンシティが落ちてしまった」とその後の展開には不満があるようだ。しかし、それも中断期間を経たことによるものと切り替えており、「選手たちは何週間もソファーに座っていたわけだから、フィジカルとメンタルの状態を完璧にするのは簡単なことではない」と語っている。C・ロナウドについては「彼も貢献しようとしてくれたし、最後は少し苦しんだが必要だった試合をこなすことができた。PK失敗は不運だった」と本調子でないことはあまり気にしていない様子だ。

誰がどう見てもわかりやすい季節の始まりとともに

f:id:ichthyostega2:20200612232959j:plain

 

ニュースなんて見なくてもわかる。だって雨が降っているんだから。2020年6月10日、関東甲信地方で梅雨入りが発表された。関東は平年より3日遅いという。去年は6月7日だったらしい。けど、そんなことは覚えていない。季節の変わり目なんてそんなものだ。ちなみに平成最後の日、東京は雨だった。そんなことは覚えている。

雨が好きだ。薄暗い空を眺めながら家に籠って飲むコーヒー。トタンを叩く音。車のフロントガラスを油絵のように塗りたくる。一気にワイパーで吹き飛ばす快感。降りそうな匂い。濡れたアスファルトの上をタイヤが走る。雨宿り。ただ雨を見る時間。雨が降る夜にラジオから流れる『雨にぬれても』。小さいころに観た『となりのトトロ』の静かに降る雨のシーン。何が好きかと言われれば、答える場面はたくさんある。

さいころ、広島に住んでいた。その年の梅雨は真面目な仕事ぶりで、平日5日間が雨だった日もあった。いま調べたら1991年6月17日から21日までの天気が雨だ。このあたりだろうか。空は深く暗い藍色。朝から夜まで明るさは変わらなかった。でも通っていた幼稚園の部屋は暖かく明るく、守られているようでほっとした。ある雨の日、休みがちだった女の子がお母さんに連れられて幼稚園に来た。真っ暗な空間から、ぼくらの明るい部屋に新たな仲間が来たことがなぜか誇らしく、謎の勝利感に包まれたことを覚えている。小さな出来事だけど、このときが雨が好きになった瞬間だと思う。

雨がやってくる。そいつを感じながら、ともに過ごす時間が好きなのかもしれない。今年はあと何回降るだろうか。数えたことなんてないし、そんなことは覚えていないだろう。雨の時間を楽しみたい。楽しむ余裕を持ちたいと思う。

にゅうめんに恋して

f:id:ichthyostega2:20200526235910j:plain

どうやっても美味しそうに撮れない

4月そして5月。普段自炊といったら素パスタしか作っていなかったが、外出自粛によって飽きてしまった。少し暑くなってきたこともあり、そうめんを作ろうと思いつき、麺と麺つゆと薬味(ねぎ、みょうが、しょうが)などを購入。その日は冷たいそうめんをつるつる食べた。しかし翌日から悪天候が続き、そうめんなんて食う気が失せるほど寒くなってしまった。そこで思いついたのがにゅうめん。温かくあっさり、そして簡単美味しいヘルシー。すばらしい料理だ。

我が麺類ランキングは毎シーズン結果が固い。1位はパスタ。2位はそうめん。3位はラーメンとそば。最下位はうどんだ。そうめんは夏場に順位を上げてくるが、シーズン終盤には調子を落として下位グループに。しかし夏場に勝ち点を稼ぐので総合的な順位は毎シーズン高いところに位置している。

そこに今季昇格してきたにゅうめん。コストパフォーマンスの高い動きで、暑くても寒くても一定のプレーを保証してくれる。起きたばかりの朝、温かい汁は胃から体を叩き起こす。その弱点のない動きにより、今季はシーズン序盤から順位をぐいぐい上げてきた。いまでは朝夕飯をこれで済ませることも少なくはない。

僕の自炊にはポリシーがある。①生ごみを出さない②すぐにできるのたった2点だ。誰かに振舞うわけではないので見栄えは悪い。けど、ずっと食べ続けても飽きないようにする。手軽に作れて片付けも簡単に。にゅうめんはこの条件にぴったりあてはまった。毎日食べても飽きない。にゅうめんは自らの武器をフルに発揮し、昇格即優勝を目指している。

食べ方は(技術がないので)シンプルだ。まず鍋でお湯を沸騰させて麺を投入。その隙にもうひとつの鍋で汁をつくる。250mlの水に白だしを「の」の字を書くようにぼちぼち入れる。ちょうど白だしが切れたので代わりに麺つゆを使ったけど、違和感があった。やはり白だしだ。麺は50秒であげて軽く冷水で洗い、その後に汁鍋へ。お湯からあげた麺を一度そのまま汁鍋に入れたことがあったが、麺が熱いままで食べづらさがあった。一度冷やして汁鍋で温めることでちょうど食べやすい温度になるのだ。たぶん猫舌な自分にしか通用しないやり方かもしれない。

できたらごま油を数滴たらし、薬味を飾り、白ごまをかける。風味あれば食欲も増し、たぶん二日酔いのときとかも食べられそうだ。

きっと僕は今日の夜も明日の朝もにゅうめんを食べる。そのほのかな存在感は熱しやすく冷めやすい恋人ではなく、よき伴侶のよう。きっと長きにわたってお付き合いしていくのだろう。

このときを忘れないために駄文をしたためる。

f:id:ichthyostega2:20200525203337j:plain

2020年5月25日18時。安倍総理大臣の会見が行われ、4月7日から始まった緊急事態宣言が解除された。

東京に身を置き、かつ基本的にテレワーク可能な僕はこの状況に慣れつつも、さすがに外出自粛はつらいところはあった。自分も周囲もピリピリしていた。東日本大震災とは違い、ピークが見えない難しさ。自分の動き次第でそのピークに影響を与えてしまうかもしれない。最悪周囲を命の危機に陥れるかもしれない。著名人の唐突な死はより一層状況を重くした。何よりもメンタルを蝕んでいった。つらかった。5月上旬くらいから少しずつ収束の兆しが見えてきて、初めて気持ちが楽になった。

今でさえ「そんなつらかったっけ…」と思い始めている。きっと少しずつこのときのことを忘れるだろう。「大変だった」で片づけてしまうんだろう。2月に遠出をしたとき、消毒液片手にものすごくどきどきした。3月頭には箱根に行った。まだ外出自粛になっていないときには、近所におでかけもしていた。3月末に志村けんが亡くなる。みんなが知る人気者の唐突なお別れは、日本中を哀しみに包んだ。新型コロナウイルスによる悲しい死は、ニュースで知る災厄が他人事ではないことを知らしめた。

4月に入っても緊急事態宣言が出ず、みんなピリピリしていた。出たところでロックダウン(都市封鎖)など日本では起きない。けど、出さなければどうすんの。そんな雰囲気になっていた。ちょっとしたおでかけも互いに牽制。とにかくイライラを溜めないように意識した。

FF7リメイクに手を出した。最高のタイミングで時間を潰せた。何よりも懐かしく、それなのに新しい要素もあり、最高に楽しめた。ウイニングイレブンにもハマった。まあまあ強くなった。井の中の蛙かもしれない。オフラインの中の蛙だ。でも性に合っている。

散歩を心掛けた。そんなにやっていないけど。近所に新しい施設が建設中で、敷地内に桜の木が一本植えられている。まだ敷地に入れないから外から見る限りだけど、佇まいがとても綺麗。その木を見るために歩く。少しだけ散歩が楽しくなった。

4月から5月にかけてはストレスは溜まったが、過ぎ去るスピードは早かった。1か月が15日程度のような。4月下旬に岡江久美子さんの急逝の報。感染していたことすら明るみになっていなかったため、衝撃は大きかった。志村けんもそうだったが、親族は感染者の死に目に会えない。再び会うときは遺骨だ。岡江さんの夫・大和田獏は亡くなった後の最期の姿は見られたとかニュースで見た気がする。けど翌日遺骨として自宅に、雨が降る中で手渡しでなく玄関に置かれたそれは、なんともいえない虚しさを漂わせた。

自分の仕事は減った。7割減くらい。契約制なので給料が減ることはないが、時間を持て余し、それがメンタルのダメージにつながる。ひさびさの大きな仕事に取り掛かると、それもまたひさびさなのでいつも以上の疲労となった。

暗い話ばかりだ。岡村隆史柴咲コウテラスハウスなど色々あった。どれもSNSの“大衆”が大きな力になって、手加減なしに人を襲う。匿名であるがゆえにそのトリガーを引く力に躊躇などない。テラスハウスの出演者である木村花さんは自死を遂げた。テラスハウスを日常的に観ていた自分にとって、大きなニュースに変わっていくさまは虚しさ以外になかった。

今回感染していなくても、知らず知らずのうちにみんな心がすり減った。著名人の急死がいつも以上に目立った気がする。ほんの1割程度でも訃報を見る機会が増えていたと思う。ということは、一般人も多くの人が非日常の中で体に負担をかけているということだろう。自分にとって、人生で一番健康に気を使った時期だったかもしれない。

日常が戻ってくる。けど、今までの日常は帰ってこない。ざっくりだけど、まあ色々なことが変わるだろう。

自粛期間中に楽しみが変わった。いよいよ時計の沼にはまった。グランドセイコーが欲しい。ハミルトンの復刻版がほしい。子犬の動画にハマった。実家で新しく飼うような話を聞いた。せっかくなので動画を始めるのも悪くない。植物を育てようと思う。もともと好きなのだ。改めて始めるのも悪くない。

日常が戻ってくる。でも、今までの日常は帰ってこない。それでも時間は進む。ひょんなことから死んでしまう。ちゃんと生きれば長生きする。人生は何が起きるかわからない。だいたい楽しくない。それゆえに面白い。

f:id:ichthyostega2:20200525203724j:plain

気になる木

f:id:ichthyostega2:20200525203755j:plain

ポーリッシュポタリーにハマりそう

f:id:ichthyostega2:20200525203829j:plain

5月3日の池袋

f:id:ichthyostega2:20200525203855j:plain

人がいないときを狙ったわけではない

f:id:ichthyostega2:20200525203951j:plain

買ったはいいけど使ってない消毒液なお酒

緊急事態宣言から2日。池袋の風景。

f:id:ichthyostega2:20200409173250j:plain

「緊急事態宣言発令」まるで映画のような光景

新型コロナウイルスが世界中、そして日本中にも広がりつつある中、さらなる拡散を防ぐため、政府は2020年4月7日に緊急事態宣言を発令。蠢く街・池袋も等しくその影響を受けることになった…

9日、僕は仕事で池袋に。
あくまで立ち寄れる場所に限り、撮れる場所は撮ってみた。この風景が早く過去のものになりますように。

 

f:id:ichthyostega2:20200409173445j:plain

サンシャインシティ内部。8割が閉店

 

f:id:ichthyostega2:20200409180251j:plain

濃厚接触を避けるため、ベンチも一部使用不可に

f:id:ichthyostega2:20200409181600j:plain

大きく掲示される緊急事態宣言

f:id:ichthyostega2:20200409181705j:plain

昼どきなのでぼちぼち人の姿も

f:id:ichthyostega2:20200409181757j:plain

池袋駅前…普段の7割減な人の波

f:id:ichthyostega2:20200409181929j:plain

感染者が出たパルコ

f:id:ichthyostega2:20200409182027j:plain

裏手には消防車と救急車

f:id:ichthyostega2:20200409182110j:plain

みんなマスク姿

f:id:ichthyostega2:20200409182148j:plain

令和2年の春は穏やかではありません

f:id:ichthyostega2:20200409182325j:plain

池袋はどこか閑散とした雰囲気が漂っていた

 

パラサイトをアカデミー賞受賞の瞬間に予約して観た話(ネタバレも内容も皆無)

f:id:ichthyostega2:20200213163854j:plain


僕は流行りモノに弱い。ニワカだ。

先日、第92回アカデミー賞で「パラサイト 半地下の家族」が作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞(旧:外国語映画賞)を受賞した。非英語作品としては初の作品賞という快挙だ。

www.parasite-mv.jp
2月10日月曜日。たぶん昼くらいにその報が飛び交うと、僕はさっそくスマホで映画館の予約をした。ニワカはまず「あー、ねえ大騒ぎだよね」「え?おれ?ああもう観たよ」を言いたい。受賞後に観ている前提で話したいのだ。

それもあるし、流行りモノは早く観るにかぎる。2018年夏ごろに口コミで話題になった「カメラを止めるな」。僕は11月に観た。

kametome.net

面白いという情報を得て、周囲に言いふらし、周囲も観切ったにもかかわらず、僕が観たのは11月。だいたいタイトルやポスターで「ゾンビが出てきてパニックになるけど、カメラは止めちゃいけないのかな」「でも話題になるくらいだからゾンビは実は偽物とかで、そこで撮れた映像を別角度で振り返って伏線を消化していくのかな」とか考えていた。さらに夏から秋にかけて少しずつ自分なりの「カメラを止めるな」を脳内で考えた結果、少し肩透かしを食らってしまったのだ。偉そうなことを言いたいわけではないし、しっかり楽しんだんだけどね。とにかく話題のものはまず観ることが大事と教わった。

昼過ぎ頃にパラサイトの予約完了。17時50分上映スタートの回になった。けっこう時間があるので、まずはランチがてら近所のカレー屋さん「プタリカフェ」へ。

tabelog.com

平日ランチのラストオーダーが15時半だったんだけど、15時20分に着いてぎりぎりランチメニューを頼めた。ちなみにその15分後にもお客さんが来たけど普通にランチメニューを頼んでた。ラストオーダーとは。

ここはネパール料理屋さんなんだけど、よくある外国のカレー屋さんとは一線を画す。日本人の好みにめちゃくちゃ合わせているカレー屋さんだ。良い意味でクセがない普通のカレー。ここのキーマカレー大好き。ラッシーも好き。食前に出されるタマネギソース的なやつがかかったサラダも大好き。

おなかいっぱい。まだ上映まで2時間あるのでカフェで仕事をこなす。17時半には映画館に着くと、ポップコーンMとコーラを買っていざ座席へ。後方だったからか、両隣が埋まるくらいには混んでいた。予告編でアベンジャーズブラックウィドウ外伝みたいなやつが流れる。このシリーズ観たことないけど随分長くやってんね。開始間際にはVtuberの夜子バーバンクさんが登場。時代についてけない。

上映時間は2時間12分。けっこう長いけど全然それを感じさせず。「アカデミー賞」という格によってハードル上げちゃう人もいるかもしれないけど、普通にエンターテイメントとして超面白い作品だった。全世界共通のわかりやすさの中に、ちゃんと韓国の強みであるブラックさも含まれていて途中からハラハラ。あとキャストが洗練されていてかっこいいし、可愛いし、綺麗だし。大満足の映画でした。

パラサイトがアカデミー賞を受賞したことで、アジア映画に対する偏見もなくなったとかなんとか。個人的には中国や香港も、もちろん日本も、昔からいい映画はたくさんあったし、今回のパラサイトがそれらと比較して抜きんでていたとは思わない。ほんのちょっぴり先を越された感じもして悔しいけど、日本の映画づくりの人たちもきっとめちゃくちゃ刺激を受けたよね。

ノーリスクである程度の利益は見込めるんだろうけど、そろそろヒット漫画の原作とか事務所忖度キャスティングとか「10回泣きました」とか、そういうインスタントな感じじゃなくなればいいね。